花のような

2013年4月2日火曜日

アベノミクスでなぜ株価が上がるのか?

アベノミクスでなぜ株価が上がるのか?
日銀が金融機関が持っている国際を買い取って資金を渡す。
資金で持っているだけでは、儲けにならないので、金融機関は貸出をする。
しかし景気が悪く設備投資が鈍っているなか、そうそう借りる企業がない。
金融機関の資金は株式や先物への投機へ向かう。
それを見越しての買いが集中している。

なぜ、円安になるのか?
二通りの見方がある、
一つは、大胆な財政支出政策にある。日銀に国債を買い取らせる政策を今後も続けていく方針。国土強靭か政策と称した10年間で200兆円ものバラマキ。当然、膨大な建設国債が発行される。日銀が国債を引き受けるということは、それだけ円を刷るということ。当然、価値は下がる。そもそも日銀の役割は、景気の動向を注視して通貨の安定を図ること。国債の引き受けは、この本来の使命に逆行する愚行である。

もう一つは、ここ最近深刻になってきた貿易赤字。今までは、自動車、電機機器を中心に輸出が多く黒字が続いてきたが、国内の消費の低迷を受けて製造大手企業は、続々と海外での製造に乗り出した。つまり、輸出ではなく現地生産。食料品、エネルギーの多くを輸入に頼っている状況は変わらないので、貿易赤字となる。貿易赤字になるということは、円をドルに変えて商品を買う比率が増すということ。つまり、円が売られるので円安となる。もともと、投資家による過剰な円高が続いてきたので、ようやく本来の数値に近づいてきたということかもしれない。

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