金融危機は「ハチに刺されて程度」で済んだが、経済成長は先進国の中では群を抜いて最悪。
2008年の10月~12月期の実質経済成長率
日本 ▲13.5%
アメリカ ▲ 6.3%
ユーロ圏 ▲ 5.7%
ドイツ ▲ 8.2%
フランス ▲ 4.6%
イギリス ▲ 5.9%
イタリア ▲ 7.1%
なぜ日本だけこんなに落ち込みが激しいのか?
それは日本の外需依存の体質にある(輸出で儲けている国)
アメリカが不景気になり購買能力が落ちたとき一番影響が出たのが日本。
アメリカに大量に売っていた自動車・家電製品が売れない。
さらにそのとき金融危機とは無縁に近い日本だったので、円高も起こっていた。
その影響もあって、とにかく輸出の商品が売れない。
ついには、今年4月に輸出額でずっと1位だったアメリカが中国に抜かれ2位になった。
となれば、大企業がやることは一つ。工場の機械を止めて従業員を大量に解雇だ。
とりわけ、派遣社員やアルバイトなど首を切りやすい労働者の比率が日本は高かった。
彼らはかつて流行語にもなった「ワーキングプア」と呼ばれる低所得者層。
大企業はこの「ワーキングプア」からワーキングを奪った。
その数、30万とも40万とも言われている。
製造を減らして、経済成長がマイナスになるのはやむなしだが、社員の首切りはいただけなかった。
なんせ、大企業は不況に陥る直前までは、戦後最大の景気回復といって大儲けをしていた。
そして溜まった内部留保は210兆円!
それを1%でも使えば首を切らずに済んだのに…
これは私に言わせれば人でなしの論理だ。
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